2024/09/17 未分類
2023年度「子どもの貧困」支援活動への応援助成の助成先の一つである
埼玉県で活動されている川越子ども応援パントリーを訪問させて頂きました。
子どもの居場所事業や季節ごとに学習イベントなども行い、様々な体験を通して、パントリーご利用家庭、その子どもたちとの交流を大切に活動されています。
今回は活動場所のひとつである埼玉県川越市にある本応寺でのお泊り会の様子をレポートします。
<お泊り会の様子を一部ご紹介>
ちょうど夏休み期間で、お楽しみイベントであるお泊り会2日目、
お子さんやスタッフの方総勢50名ほどで境内での流しそうめんの準備や大勢での食事の様子風景なども見学させていただきました。
テントの下で汗をかきながら
一生懸命にネギを刻んだり
生姜をすり下ろしたり、子どもたちみんなで準備します(^^)/
竹にお水とそうめん流して
みんなで流しそうめん♪
そうめんを流す係はみんなの様子を確認しながら慎重に流していきます
そうめん、上手につかめたかな?
キャッキャ キャッキャと大盛り上がり(^^♪
流しそうめんの後はかき氷!
シロップやトッピングのフルーツは
お好みで自ら盛り付けます!
色鮮やかなかき氷の完成です(*’▽’)
夏の暑い日に最高な思い出ができました!
<取材の様子>
代表の時野様(右)と事務局長の柿崎様
“今回は私たちの自慢の子どもの居場所をご覧いただけることになりとても嬉しく思っております。現在は子どもの学習支援活動の比重が高まっており、学生ボランティアを含め活動を行っています。事業はすべてが持ち出しとなります。労力の部分はボランティアさんの協力でなんとかなるとしても、その他のお金がかかることは助成金があってこそできるのです。最近は特に子どもたちへの直接支援に力を入れており、多くの学びや体験は助成金のおかげです。”
“事業を行えば行うほどニーズが浮かび上がるということもありますし、やらざるを得ないことも出てきます。それに伴ってボランティアの数が増えたり社会の理解が広がって支援が増えたりすれば良いのですが、そういったものはあるとしても後からついてくるので、先頭を走る者としては向かい風を受け続けなければなりません。合言葉は「子どもたちの未来をともに切り開こう!」という想いで活動し続けています。”
先頭に走りながら、子どもたちのための持続可能な活動を行うために様々な課題を解決しながらも、楽しんでやっているという代表の時野様の笑顔が印象的でした。
合言葉も素敵ですね、本助成金をご活用頂きありがとうございます。
「川越子ども応援パントリー」は「『なくそう!子どもの貧困』川越シンポジウム実行委員会」の活動の中から生まれました。同実行委員会は2018年11月、「子どもの貧困問題を市民で考え合う場を作ろう!」立ち上げ。パントリーの支援対象は主にはひとり親で「児童扶養手当」受給家庭を中心に支援し活動を展開。市内の最明寺と本応寺の2か寺で交互に毎月1回開催。子どもたちへの直接的な支援の場としててらこや(学習教室)事業を同2ヵ寺で週1回ずつ開催。さらに、2022年7月より「子ども・若者の居場所・学習教室 まごころユースプレイス」を開始。